9月14日は、私の50回目の誕生日である。
我ながら、よく今まで無事に生きてこられた、と感じる。
何度も、諦めかけた。
人生辛すぎて、逃亡する術を考え込んだ。
実際、心と体の健康も維持できていなかった。
それでも、何となく生き延びた。
生き延びた上、途上では考えもしなかった、「歌う」ことを再開した。
私の命を救ってくれた人たちが何人か居る。
自分が何者かすら分からなくなっていたときに、厳しく指導してくれた心理の先生。
音楽を再開するきっかけを作ったくれた友人たち。
ライターや歌の仕事を紹介してくれて、それを続けられるように励ましてくれた沢山の人々。
私の宝物、3人の子どもたち。
まだまだ人生の途上で、これからさらに長く生きなくてはならないけれど、ここらで自分に好きなようにコンサートをやらしてやろう、と思った。
歌う曲も、演奏してくれる仲間も、着る服も、それを記録してくれるカメラマンも、ポスターなどのデザイナーも、来ていただくお客さんも、みんな大好きな、大事な人たちだ。
これをやれば、いままでの大変さに区切りをつけて、ものすごく気がすむ感じ。
ほんとに頑張ったんである。
だから、もう一頑張りするために、ちょっとエポックとして、やってみます。
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