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ユーチューブがあると、何でも見放題だ。
私は音楽専門だけれど、曲名を入れると、たくさんのバージョンを見物できる。
色々な時代のアレンジ、歌い方、使われ方、何でも良く分かる。
しかし、良く分かるのは時代とかジャンルとかをある程度分かっているからだという気もする。もし、現在何の予備知識も無くいきなりユーチューブで見始めたら、色々誤解しそうな感じもする。
誰が有名なのか、誰が古い人なのかなども分からない。
下手すると、かけ離れた物を並列に見てしまったりするかも知れないな。

未来的には大量の音源サンプルが上がるのだろうから、選ぶのも大変だ。ものすごい大御所もアマチュアも、いつの時代のどこの人か、その違いがよく分からなくなって行くかも知れない。大丈夫なんだろうか。

でも、オープンソースというのはいいな。
色々な物を取っ替え引っ替え見られて、つまらなかったら中途で止めたり。
その時間の使い方は、昔ならできなかったことだ。

ただし、見る物がありすぎて、見てばっかりになってしまう。
うっかりすると、すぐに2時間くらい経ってしまう。
他に、本も読まなくてはならないし、テレビも見るし、ライブにも行くし、面白がっているうちに、自分のことをやっている暇がなくなる。

そう言えば、忙しそうなミュージシャンは、音楽物ではなくて、気晴らしのお笑い物を良く見ているようだ。これ以上音楽いらない、ということだろうか。

人の演奏ばかり見ていないで、自分のことをしよう。
毎日、計画的に勉強したり練習したり。
今のところ、まあまあいい感じではあるが、ややインプットオーヴアーかも。

時々、パソコンもテレビも無い場所で1週間くらい暮らさないとな、と思う。
海外に行っちゃうという手もあるが、山の中とかにこもって、他のことに目を開かせないと、なんか日々の刺激がひどくルーティンだ。

そこで、間に合わせにユーチューブで「森の中の雨の音」なんてのを流してみたりする。
すると「ここに居続けるだけではけない」と、心の中で何かが囁くのだ。

という訳で、5/12日曜日、いきなりライブやります。
田無のスタジオトライブ。
石井彰さんのピアノと金澤英明さんのベースです。
20:30から夜の更けるまで...。
う〜ん、楽しみ。
暑いです。
本日が最高らしい。
北国生まれは、東京に出てきて数年間、夏は湿疹と熱中症との闘いでした。
それでも、エアコンのない部屋で昼まで寝ていた根性は素晴らしかった。

その夏もそろそろ終わりに近づいていると信じたい今日この頃、ふと気づくとこの先色々ライブが決まっております。

今月は、8/28日曜日、午後2時からといういかにも半端な時間帯に吉祥寺The Foxholeで、加藤崇之(G)、金澤英明(B)とのライブ。
この2名は、もしかすると数十年ぶりの再会かも。
大昔、みんな同じ駆け出しだった頃友だちだった。
それぞれ、自分の個性に従って突き進んだので、同じジャズ界にいて、しかもビッグネームでも、共演の機会がなかった。
今回は、私がボンドになってめでたく再会、共演ということ。

察するに、私はダシにされて、ふたりが思い切り遊ぶだろうという気がする。

同じ日の夜7時半から、田無のスタジオトライブで、石井彰ソロピアノコンサート。
これは、私のプロデュースレーベル、スタジオトライブレコーズからリリースしたアルバム「a」のレコ発。

9月14日水曜日は、恒例のバースディー・ライブ。
吉祥寺MANDA-LA2で。
ピアノの北正則、サックスの松風鉱一、ギター加藤崇之、ベース多田文信、ドラム宮崎まさひろ。
豪華だ。
北さんが還暦になるので、共同のバースディー・ライブは今年限り。
聴き逃さないよう、どうぞよろしくお願いします。

10月以降はざっとご紹介。

10/7 金曜日 沼袋オルガンジャズ倶楽部  with オーガニック・ジャズトリオ
10/15 土曜日 上野アリエス マイク黒宮さんのセットにゲスト出演 
10/22 土曜日 ラルゴボーカル教室第7回発表会 スタジオトライブで
10/31 月曜日 水道橋 東京倶楽部 生徒さん3名とボーカルナイトに出演
11/15 火曜日 国立 ハーパーライト ピアノ続木徹、ベース金澤英明

とりあえず、今のところ決まっているスケジュールです。
詳しくは、追々、ホームページのニュースでご覧下さい。
 
よろしくお願いします!!!

ZoolooZ に至る長い道のり

 私がプロデュースしたユニット、ZoolooZのレコ発ライブ、7/15日に、吉祥寺のMANDALA-2で、いよいよございます。

 

 私は18歳で、大学に通うため、単身北海道の田舎から東京に出てきた。田舎は、人口2万人くらいの余市町、というところ。

 

 通っていた小樽の高校では、混声合唱団に青春を捧げていたが、一方で、軽音楽部にも出入りし、フォークのオリジナルを歌ったり、極端にピアノの上手い同級生とジャズのデュエットをやったりしていた(この、極端にピアノの上手い同級生は、松田真人君といい、作編曲ピアニストとして活躍、多分現在は谷村新司さんのバックアップをしている)

 

 大学では、ジャズ研に参加。そこには、たまたまだったようだが、目を瞠るような凄腕が何人もいた。中のひとりがギターの加藤崇之。

 ちょうどライブハウスができはじめた頃だったので、在学中から吉祥寺のライブハウスで仕事を始めた。その頃に知り合ったのが、佐山雅弘、金澤英明、北島直樹、野力奏一、斉藤クジラ誠さんたち。そのうち、フュージョンブームが来て、ツアーやスタジオで活躍する人々からも声がかかるようになる。

 周囲にいたのは、初代スクエアのキーボード、宮城純子、今や売れっ子になっているアレンジャーの武部聡志、他色々な広がりで数え切れないたくさんのミュージシャンたちと演奏した。

 何となく、時期によってご縁があったりなかったりしたが、幅広いジャンルにわたる、彼らや彼女たちと若い頃に知り合えたことが、子育てを終えて音楽に復帰した10年前から大切な財産であることが明らかになってくる。

 

 ジャズと他のジャンルのミュージシャンは、活動の仕方が随分違う。

両方を見ている私としては、「もっと付き合えばいいのに」という気がする。目指すところ、拘るところが違うだけで、同じ音楽好き。上手く擦り合わせば、素晴らしいコラボができるはずなのに...。

 

 ジャズ・ミュージシャンとは、自分を音楽にする人たち。

技術的にも音楽性も、まず自分がいて、その自分が心地よい音楽に突き進む。1ヶ月の間に、ほとんど15日から25日くらいは毎晩ライブをやっている。お客様の前で演奏する時間は、毎日23時間。練習や先生職を入れるとかなりな時間、音楽をしている。演奏では、即興演奏をしている時間が長いので、自分の中から出てくるものを豊かにする、あるいは、自由に発想する、とりわけユニークに存在する、ということに命がけな人が多い。

 

 ツアーやスタジオ系の人々は、分析や対応力がすごい。多くの音楽スタイルを知っていて、その差を再現する能力がある。ジャズでもボサノヴァでもロックでも歌謡曲や演歌でも、それぞれの音楽が何をどのように組み立てて作ってあるかを知っている。

 楽譜を書いたり、初見で演奏する能力が大変高い。

 

 だから私は、ジャズの方たちとライブをするときには、シンプルなテーマを持つ、即興に向いた曲を中心に、自分を丸ごと投げ出して、化学反応のように繰り広げられるコミュニケーションを楽しむこととなる。テンポも、リズムも、大まかにしか指定しない。

 

 スタジオ系の方たちとライブをするときは、アレンジを決め、リハーサルを重ねて、細かにテンポ、リズムパターン、イントロ、エンディングの確認をする。歌もほとんどのフレーズを決めておく。

 

 音楽性は異なっているのだが、それぞれにとても素敵な音楽になる。

 ジャズの人は、俗に私達が「しかけ」と呼ぶ、リズムやパターンの決め事が苦手である。そういうものがあると、即興の自由度が削がれるらしい。

 一方のスタジオ系の人は、長い即興が苦手である。楽譜に書かれているとすごく上手く弾くが、好きにやって、というとアイディアに困るらしい。それは、作曲やアレンジの仕事でしょ、という感じである。短いフレーズならこちらの人はすごく上手いが、何コーラスも、となるとそうはいかない。

 

 両方の得意なことを、ひとつのバンドでやっちゃいましょうよ、というのが、大変長くなりましたが、ZoolooZの考え方である。

 ジャズ・ミュージシャンの中でも際立って自由な、面白くも楽しい発想とアイディアに溢れた加藤崇之。

 スタジオ系のアレンジャーの中でも、おたく??と感じるくらいマニアックな松下誠に曲とアレンジの提供をお願いして、アレンジものの演奏経験が長く、さらにライブも結構やっているツアーミュージシャンの多田文信と宮崎まさひろがリズム隊につけば、可能性はとっても広がるのではなかろうか。

 凝った曲にアレンジ、体力のあるリズムセクション、ロックとジャズのギターの対比、そしてスタンダードからブラジルものフリージャズまでカバーする加藤のギター。リズムセクションが変われば、ソロの内容も変わる。ジャズのクリシェにとらわれない自由度の高いソロは、不変の安定したリズムに乗る方がはじけるはず。

 私の妄想はどんどん膨らみ、ついにレコーディングを完遂。CD発売、配信にこぎつけ、さらにライブを決めた。

 

 このユニットでライブをするのは初めてである。

 しかし、レコーディングより、ライブに可能性のあるバンドであることは確信がある。

 加藤崇之の描きためたイラストを、ライブの間プロジェクターで照射したいという計画も進めている。

 それから、冗談のようなのだが、ZoolooZ豆絞り手ぬぐいなんかも売る予定。

 

 道楽ここに極まれり、であります。

ライブが近づいております。
5月28日金曜日、夜8時から。
休憩を挟んで2ステージあります。
場所は、西武新宿線の沼袋 「オルガンジャズ倶楽部」
出演は、ボーカル多田鏡子、ギター加藤崇之、ベース是安則克、ブルースハープ続木力
私はこのユニットを、多田鏡子(自分)with Organic Jazz Trio と呼んでいます。
それはこのユニットが、有機的だからです。
生きている生物の、無理のない動き、みたいな...。
メンバーは、無理をしてはいけない人と、無理なんかできない体質の人と、無理が嫌いな人たちのあつまりです。
驚いたのは、私が曲名を言った途端、「俺、休んでるわ」と言ってステージから下り、客席でお茶を飲みながらの鑑賞に回ったメンバーが、前回は2人もいた、ということです。
一応、ステージには3人は残るのですが、一度に2人が「俺、休むわ」といった場合にはどうすればよいのでしょうか。じゃんけんでしょうか。それとも、ステージ上に2人のみ、というユニットを実験してみるのでしょうか。
独りにならないことを祈ります。

 9月14日は、私の50回目の誕生日である。

 我ながら、よく今まで無事に生きてこられた、と感じる。
 何度も、諦めかけた。
 人生辛すぎて、逃亡する術を考え込んだ。
 実際、心と体の健康も維持できていなかった。

 それでも、何となく生き延びた。
 生き延びた上、途上では考えもしなかった、「歌う」ことを再開した。

 私の命を救ってくれた人たちが何人か居る。
 自分が何者かすら分からなくなっていたときに、厳しく指導してくれた心理の先生。
 音楽を再開するきっかけを作ったくれた友人たち。
 ライターや歌の仕事を紹介してくれて、それを続けられるように励ましてくれた沢山の人々。
 私の宝物、3人の子どもたち。

 まだまだ人生の途上で、これからさらに長く生きなくてはならないけれど、ここらで自分に好きなようにコンサートをやらしてやろう、と思った。
 歌う曲も、演奏してくれる仲間も、着る服も、それを記録してくれるカメラマンも、ポスターなどのデザイナーも、来ていただくお客さんも、みんな大好きな、大事な人たちだ。

 これをやれば、いままでの大変さに区切りをつけて、ものすごく気がすむ感じ。

 ほんとに頑張ったんである。
 だから、もう一頑張りするために、ちょっとエポックとして、やってみます。 

 当初はどーなることか、と思いました。
 何しろ、箏に尺八です。
 どんな音域で、どんな音が出るのか。
 果たして、音を出したとき、どのような雰囲気になるのか。
 「はてな」の多いユニットはその上、この2人の演奏家がアメリカ人である、というまた別の未知数も含んでいたのでありました。

 箏のカーティス・パターソンとは、一緒に英語の本を制作したことがある。けれど、どちらかといえば、仕事より飲み仲間という感じ。私たちを引き合わせた作詞家の来生えつこさんとともに飲むことが多い。
 知り合ってもう5~6年経つ。かなり以前から、「お互い音楽をやっているのだから、本ではなく、ライブでコラボしたいものだ」と話し合っていた。
 彼は、古典の箏曲演奏のためのユニットをもつ他、小椋桂さんのステージにも参加している。口ばかりでなく、いいかげん始めないとね、という気持ちで、私たちは渋谷の「公園通りクラシックス」のスケジュールを取ってみたのであった。

 メンバーは、互いの知り合いを持ち寄りでということにした。
 カートは、尺八とフルートのブルース・ヒューバナーとパーカッションの大石真理恵さんを、私はギターの佐藤浩司さんとベースに多田文信を呼んだ。

 選曲段階で、図らずも双方の文化の違いが浮き彫り。
 日本人なら当然知っている曲をカートは知らず、アメリカ人なら知らぬ人のない曲をこちらが知らなかったりする。
 まずは、箏と尺八だから童謡やら唱歌やらを選んでみた。
 他は、カートの好きな歌謡曲とアメリカのポップス。
 2人にゆかりの来生えつこさんの曲。
 そしてカンツォーネにゴスペル。

 曲が出そろったところでアレンジに入る予定が、何だか多忙でスケジュールが空かない。気分的にやや追い詰められた頃、アメリカにいらっしゃる母上が病状悪化でカート帰国。
 多田文信、抜けられないレギュラーの仕事が入ったため、本番できず、リハ無しでも対応してくれそうなベースを探し始める。数日かかって杉山茂生さんに決定。
 リハ日の数日前から、徐々にアレンジ始め、私と文信で前日にやっと完ぱけ。
 額の汗を拭いながら(?)楽譜の清書にコピー、ああー、やっと間に合ったーー。
 しかし、自分用にカンペ歌詞カードを作ってプリント・アウトしようとしたら、黒インク切れ。仕方なくカラーで出力。まったくなんでこう、次々と難関が立ちふさがるのか。

 リハは、何と5時間ぶっ続けてやりました。
 これで何とかなるか!?
 次の日、リハの音源と楽譜を杉山さんに渡して説明。
 当日は本番前に2時間ほど、切羽詰まって音合わせ。
 そして本番。

 いやー、どーなる事かと思いましたが、これが意外ととても評判よかったのです。
 「面白かったー」
 という感想を沢山頂きました。
 私の狙いとしては、単純に面白くしたかったのです。
 びっくり箱みたいに。
 こんな曲、あんな曲、それを面白いアレンジで。

 ドタバタでしたが、最後はうまくまとまりました(つもり)。
 「勇気がある」
 とは、ギターの佐藤さんの感想。
 しかし、やってしまえば何とかなるものですなぁ。
 浜辺の歌、おぼろ月夜、あわて床屋、リンゴ追分、コーヒー・ルンバ、Will You Love Me Tomorrow セカンド・ラブ、シルエット・ロマンス、ボラーレ、サマータイム、ゴスペルメドレー(Swing Low,Nobody Knows, Amazing Grace)。
 これを真面目にやる快感!
 会場いっぱいに来てくださったお客様と、メンバーの皆様に心から感謝です。

 ぜひご一緒したかったハーモニカの続木力さんを迎えて、「多田鏡子with続木ブラザーズ Acoustic~Romantic」と銘打ったライブ。
 渋谷公園通りの山手教会地下、以前ジャンジャンがあったところに今年3月、代官山から引っ越してきたライブハウスです。
 駐車場内という変わった場所に突如として出現する店で、クラシックスと呼ぶくらいだからどちらかといえば生の楽器に対応している感じの内装。
 はじめは、アコースティックな音にしようと計画していたのですが、選曲が進むにつれてどんどんファンク・バンド化の道を辿り、ついには、ドラムフルセットにエレキベースという布陣となってしまいました。

 大昔には、Bob&SingersとかStreet PlayerとかWoo Bandなどいくつかのリハーサルバンドを掛け持ちしておりましたが、今回はその頃に戻った観のある選曲。
 スティーヴィー・ワンダーが4曲、パティ・オースティンが2曲、他、イヴァン・リンス、フローラ・プリム、クィンシーと来て、さらにレオン・ラッセル、バカラック、エリントンなどの名曲を、いちいちリズムアレンジという趣向です。
 これは、マニアックすぎるだろうか??

 選曲に当たっては、ピアノの続木徹さんと協議。
 私と徹さんなら、必ずこうなるという素晴らしいラインナップが誕生。
 さらにリズムのアイディアを練り、楽譜を何度も書き直し、さらに事前リハもして臨みました。
 なるべく、力さんのハーモニカが生きる曲にしようとの考えもあったので、ソロが始まって「おっ、はまってる」と思ったときはかなりの充実感。
 さらに、結構いろいろな仕掛けが詰まった曲をすらすらと進めるバックにも感動。
 推進力が素晴らしかった。

 じつは、私は直前までいっぱいいっぱい。
 歌詞覚え、進行覚え、曲の解釈と、本番前リハが始まる前には頭がぼーーーっとしておりました。
 おまけに、本番の日の朝起きたら、背中が痛かったのです。
 しばらくヨガをやって、ぼーっとして風呂に入り、さらにぼーっと脱力して、だらだらと渋谷に向かったのでした。

 リハのはじめは、音響のテストということもあり、どろーんとした感じが蔓延していましたが、メンバー徐々にテンション定まり、何と本番にピークという、さすがプロと誉めたいウォーム・アップぶり。
 終わってみれば、よくまぁ、難曲大曲こなしました、と感慨ひとしおでした。
 自己満足という意味では100%かも。

 では、当日のラインナップをどうぞ。

Thank You !!
" AcousticRomantic "
11/24 Wed. at 渋谷『公園通りクラシックス』

~ 1st Stage ~
1. Doxy...ソニー・ロリンズの曲です
2. In My Life...パティ・オースティンのバラード
3. In A Sentimental Mood...エリントンの曲なのですが!
4. A Song For You...レオン・ラッセルを脱力してみる
5. Ebony Eyes...スティーヴィーの楽しいメロディー
6. Creepinユ...気怠いムードで迫ります
7. Knocks Me Off My Feet...心の目で愛をみたい!

♪♪♪*♪♪♪

~ 2nd Stage ~
1. Tears in Heaven...クラブトンの名曲です
2. Love Dance...世にも難しい、イヴァン・リンス
3. Bird Of Beauty...サンバのような感じ、あくまでも
4. The Hope...ブラジルと来れば、フローラ・プリム
5. Alfie...バカラックを新アレンジで
6. Everything Must Change...クィンシー・ジョーンズの大曲
7. More Today Than Yesterday...最後はノリノリでね!

Members areノ
多田鏡子(Vo.) 続木徹(Pf.) 続木力(Harp.)
多田文信(El.B.) 宮崎まさひろ(Ds.)

 11/4日(木)のライブは、加藤崇之君の挑発ギター、風早龍也氏の難解ベース、田島国雄改め芸名クニ・タジマの突撃ドラム、面白がりピアノHIDEさんというメンバー。
 前回、初顔合わせをした際は、お客さんたちが異常な盛り上がりを見せ、このユニットの前途が嘱望されていたような気もするが...。
 今回のライブの特色をひとことで言えば、互いのメンバーの「胸に期するものの発露」とでも言いましょうか、「そっちがその気ならこっちはこうだぜ」的、妙な若々しさに溢れたプレイが続きました。
 DONFANのママがずっと笑っているので、後でそのわけを伺うと、「みんなで殴り合いしているような」音楽だったそうな。
 ラインは難しい、リズムはどんどん走る、ソロは攻撃的、で歌だけが頑迷なまでに王道を貫くという変な演奏だったかも。

 でもこれ、大変にジャズらしいのでした。

 笑いが止まらなくなるオーディエンスと同じくらい、メンバーも心底面白がっているので、やや変態的演奏が好きな方は、ぜひこのユニットを聴いてみて下さい。
 次回は、正月の1/13(木)です。

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