ライブ報告(Vol.3)11/24『公園通りクラシックス』

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 ぜひご一緒したかったハーモニカの続木力さんを迎えて、「多田鏡子with続木ブラザーズ Acoustic~Romantic」と銘打ったライブ。
 渋谷公園通りの山手教会地下、以前ジャンジャンがあったところに今年3月、代官山から引っ越してきたライブハウスです。
 駐車場内という変わった場所に突如として出現する店で、クラシックスと呼ぶくらいだからどちらかといえば生の楽器に対応している感じの内装。
 はじめは、アコースティックな音にしようと計画していたのですが、選曲が進むにつれてどんどんファンク・バンド化の道を辿り、ついには、ドラムフルセットにエレキベースという布陣となってしまいました。

 大昔には、Bob&SingersとかStreet PlayerとかWoo Bandなどいくつかのリハーサルバンドを掛け持ちしておりましたが、今回はその頃に戻った観のある選曲。
 スティーヴィー・ワンダーが4曲、パティ・オースティンが2曲、他、イヴァン・リンス、フローラ・プリム、クィンシーと来て、さらにレオン・ラッセル、バカラック、エリントンなどの名曲を、いちいちリズムアレンジという趣向です。
 これは、マニアックすぎるだろうか??

 選曲に当たっては、ピアノの続木徹さんと協議。
 私と徹さんなら、必ずこうなるという素晴らしいラインナップが誕生。
 さらにリズムのアイディアを練り、楽譜を何度も書き直し、さらに事前リハもして臨みました。
 なるべく、力さんのハーモニカが生きる曲にしようとの考えもあったので、ソロが始まって「おっ、はまってる」と思ったときはかなりの充実感。
 さらに、結構いろいろな仕掛けが詰まった曲をすらすらと進めるバックにも感動。
 推進力が素晴らしかった。

 じつは、私は直前までいっぱいいっぱい。
 歌詞覚え、進行覚え、曲の解釈と、本番前リハが始まる前には頭がぼーーーっとしておりました。
 おまけに、本番の日の朝起きたら、背中が痛かったのです。
 しばらくヨガをやって、ぼーっとして風呂に入り、さらにぼーっと脱力して、だらだらと渋谷に向かったのでした。

 リハのはじめは、音響のテストということもあり、どろーんとした感じが蔓延していましたが、メンバー徐々にテンション定まり、何と本番にピークという、さすがプロと誉めたいウォーム・アップぶり。
 終わってみれば、よくまぁ、難曲大曲こなしました、と感慨ひとしおでした。
 自己満足という意味では100%かも。

 では、当日のラインナップをどうぞ。

Thank You !!
" AcousticRomantic "
11/24 Wed. at 渋谷『公園通りクラシックス』

~ 1st Stage ~
1. Doxy...ソニー・ロリンズの曲です
2. In My Life...パティ・オースティンのバラード
3. In A Sentimental Mood...エリントンの曲なのですが!
4. A Song For You...レオン・ラッセルを脱力してみる
5. Ebony Eyes...スティーヴィーの楽しいメロディー
6. Creepinユ...気怠いムードで迫ります
7. Knocks Me Off My Feet...心の目で愛をみたい!

♪♪♪*♪♪♪

~ 2nd Stage ~
1. Tears in Heaven...クラブトンの名曲です
2. Love Dance...世にも難しい、イヴァン・リンス
3. Bird Of Beauty...サンバのような感じ、あくまでも
4. The Hope...ブラジルと来れば、フローラ・プリム
5. Alfie...バカラックを新アレンジで
6. Everything Must Change...クィンシー・ジョーンズの大曲
7. More Today Than Yesterday...最後はノリノリでね!

Members areノ
多田鏡子(Vo.) 続木徹(Pf.) 続木力(Harp.)
多田文信(El.B.) 宮崎まさひろ(Ds.)

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このページは、kyokotadaが2004年11月24日 12:08に書いたブログ記事です。

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