ハワイでう~む..

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 お休みいただいてハワイに行って参りました。
 海外旅行は結婚して以来初めて。
 旅券も新たに申請し、25年振りのハワイへ「あろ~は」。
 出かける日の日本は雨模様。
 当然、ハワイに着いたらピーカンの青空だろう、と思っていたら、着いても雨。
 しかも、結構な降りである。
 じつは、同じメンバーで昨年の7月に沖縄を旅した際も、運悪く連日雨。
 土砂降りの中寒さに震える日もあり、どうやらメンバーに雨女か雨男が混じっているのでは、という疑いがもくもくと沸き上がった。

 さて、ハワイの印象。
 何と言っても
「アメリカ人のおデブの多さにびっくり」
 です。
 ホテルでもビーチでも街でも、出会うアメリカ人の半数は異常な肥満体。
 歩けなくなって、両手の杖を頼りという人も多く見受けた。
 それもそうだろう、と感じるのがレストランやファストフードで出される料理。
 その量と総カロリーは日本の3倍平均ですな。
 料理の全てに於いて脂肪分や糖分が多いことは言うまでもなく、何しろ量が多い。
 このような食生活を送っていれば、中年前からどんどん太りだし、臨界点を超えてからはその肥満体を維持するためにさらに食べつづけ、痩身のための運動もままならないという悪循環に陥るのだろうと想像。
 自由に動けないほど太ってしまえば、死ぬまでそのままの体型でいるしかない可能性が大きいということだ。
 ジョニー・デップとディカプリオが出演していた映画『ギルバート・グレイプ』を想い出し、こんなに大量のおデブが増殖しているアメリカって、今や骨の髄まで不健康なんではないか、と心配になった。

 ハワイの観光客はほとんどがアメリカ人か日本人だから、ふたつの文化の違いが際立つ。
 おデブなアメリカ人たちには、気軽にタトゥーを入れている人もとても多い。
 全体的には無邪気で楽しそう。
 プールでは、泳ぐより騒いでいるし、声もでかい。
 日本人はスリムなだけでなく、清潔で大人しい感じ。
 プールでも美しいフォームで整然と泳いでいる。
 でも、若い人のお洒落は極端につきつめられた印象。
 自分のスタイルにこだわり、自意識の固まりみたいになって演技しながら動いているみたいだ。
 もっとナチュラルでゆるい感じの方が良いのにな、と思ってしまった。

 学習が苦手で、快感原則に沿い、自分の外見など気にせずビキニを着たければ着るのがアメリカ人。
 お手本を参考に、理想的な外見を求め、自分の趣味を突き詰めて自己を確立した気になるのが日本人。
 どっちもどっちなんですが、それぞれの国の行き詰まり方が個人の有り様に色濃く出ているところが見逃しがたい。

 美しいビーチや心地よいプールを満喫するよりも、リゾートに行ってまでも人を観察して文化比較などに精を出す自分がビンボ臭いのは承知ですが...。
 つまり私も学習好きな日本人以外の何ものでもない、ということか。

 素晴らしかったのは、パイナップルとココナツベースのカクテル「ピナコラーダ」の美味しさ。
 そして、レストランでもプールサイドでもストリートでも、録音でない、生の演奏が聴けたこと。
 CDだと耳障りなことが多い街の音楽も、生の演奏ならうるさくないのだと再発見。
 みんなの耳と音感とアーティスト支援のために、日本でももっと日常的にミュージシャンを使って欲しい、と切に思った。

 ところで、雨女の件。
 私と美人人妻のSさんが、他のメンバーより一足先に日本に帰った日、成田からのリムジンバスのフロントガラスは、これまた土砂降りの雨にざんぶりと濡れていました。
 カメハメハ大王、雨女はどっちですかーーー!?

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このページは、kyokotadaが2005年5月24日 19:13に書いたブログ記事です。

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