サッカー・ワールドカップでの昨日の誤審。
あのゴールが、正しく審判されていたら、ゲームは別の展開だったかも。
別の展開になって、世界中の人々の感情は別の働き方をしたかも。
この世に「たら・れば」はない。
無いと知っているけれど、世紀の一戦が、たったひとりの審判の誤審で別なものになってしまう。
時々、しみじみ思うことがある。
ひとりの力は、あっけないほど弱い。
状況によっては、ちょいと突き飛ばされただけで、たとえその人がノーベル賞受賞者であっても、大統領であっても簡単に死ぬこともある。
けれど、ひとりの行為が、期せずしてものすごいエネルギーを引き起こすこともできる。
それにしても、あの誤審。
世界中が見ちゃったね。
審判からは見えるはずのない、俯瞰位置に据えられたテレビ・カメラの図像で。
う〜む。
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