なんだ、そうか

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自分の事件を大変だ、と呟いてみたら、...いえ、ツィッターなんかではなく、生身の友人知人に対してですが、すると皆さん、「そういうもんよ」と言うのです。
良く耳を傾けてみると、私が心を許している方々は、皆さん、同様かそれ以上の重荷を引き受けているのでした。
なんだ、そうか。
ジャングルに生まれた人がいるとして、彼らのうちの賢い者は、その境遇を呪ったりはしない。なぜなら、呪う端から負けて行くことを知るので、腹を据えて立ち向かうことにした者だけが生き残り、いつしか周囲の重荷までをも、少しなら担いでやれる、ということに気づくのです。
人の社会は、太古の昔からそういうもので、子供のうちには良く分からない。
だから、その実態を語るのが文学なのでした。

天気もよくて、心は晴れやかです。

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このページは、kyokotadaが2011年1月13日 12:05に書いたブログ記事です。

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