受ける人には受ける、のだった

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「暗い」と評価される話を書いたが、じつは、受ける人にはものすごく受けているのだ。
例えば、ふだん付き合っているミュージシャンとか、デザインスタッフのにこちゃんとかには。
笑いが止まらなくなるような、シャープなフレーズを次々とお見舞いしておる。

つまり、フィットの問題。

私が好きな作家は、大体腹の据わった女性である。
いつも毒づいているような方たち。
そして好きな歌手も、野太い声で、「なんか文句あるわけ?」的な態度で歌う人なのである。
それは、若かりし頃は憧れであったのだが、今や自分の在り方となっている。

周囲の人々で、私に叱られたことのない人はほとんどいない。
ある時、レコーディングのためにスタジオブースに勢揃いした沢山の男子を見ながら、「全員叱った」と淋しく回想したことがある。

誰に対してもそういう態度を取るわけではない。
無駄に威張る必要はないので。

だから、仕事の現場を知らない人は、私の地味なヴィジュアルだけで甘く見るのか、すぐに説教を始めようとする。
ほとんどの男は、自分の奥さんとかを基準に女を測るからね。
私は、大分種類が違うんだと思うよ。
見せないだけで。





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このページは、kyokotadaが2011年3月 9日 11:09に書いたブログ記事です。

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