喪うこと

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心が、思い出や、思いこみや、憧れや、時には妄想でできていることを、改めて思い出す。
喪いつつ、喪われたものが、まだそこに存在しているかのような錯覚と闘う。

間近にないなら、存在してもしなくても、直接の影響はないのだが、何かを「在る」としている心の癖はなかなか現実の言うことを聞いてくれない。

心はいつも、私の生きる先を照らすように働いて、少しでも強く灯りを点そうとする。
暗中模索の心は、自分が灯した明かりの照らす、その先の、僅かな希望に向かって進む。

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このページは、kyokotadaが2011年3月16日 11:54に書いたブログ記事です。

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