5月19日、日曜日に、田無スタジオ・トライブで「Jazz Vo. Cafe」というイベントをやります。
なんと、16回目。
これは、スタンダードを題材に、ジャズ・ボーカルの方法を伝授するもの。
そもそものジャズの歴史から、ボーカルの変遷、楽曲の由来やジャンル。
演奏に適した楽譜の書き方、コードの意味。
ボイトレのための身体論、音声学。
リズム、ビート。
楽曲分析や旋律の解釈、コードチェンジ。
歌詞の捉え方、英語や日本語のディクション。
ステージング、選曲、アレンジ。
ちょっと思いついただけでも、バンドを後ろに控えて歌うためにはこれほどのことを考慮しなくてはならない。
そのための実践的な方法論をやっている。
そして実践で確認するために、次の週5/26に、レクチャー付きのセッションを開催する。
グループでワークショップ的にやると、自分の個性を良く掴むことができる。
人が10人いれば、それぞれ、得意不得意の範囲が異なる。
上に上げた事柄のいちいちで、それぞれそが得意分野と不得意分野を抱えている。
そのことが分かっただけで、どういう訳か納得が行く。
そして、進歩が著しい。
それが教える側も楽しくて、ずっと続いております。
歌に興味のある方はぜひおいで下さい。