kyokotada: 2014年8月アーカイブ

学生時代に出会った心理学を、長年、勉強した。
つい2年前くらいまで、大学の先生のやっている研究所に通っていた。
色々なことが分かったようだが、では、自分がそれを利用しているかといえば、そういう気はしない。

勉強する前と変わった点を探せば、他人のことをとやかく思わなくなったことかな。
何をしようが、何を言おうが、みんな、どうあってもいいや、と感じる。

人って、本当に色々なのよ。
同じような人は、ひとりもいない。

教室を開いていると、歌を習いに来る人が大勢いるけれど、じつに、ひとりずつ、感心するほど異なっている。
音楽の好み、聴き方、歌い方。
体格も違うし、年齢も違うし、性別、出身地も違う。
歌うことに対する執着もそれぞれだ。

ミュージシャンも、ひとりずつで、みんな全く似ていない。
オンリーワンばかり。

そこに、さらに歌わない友達、知り合い、親戚、家族まで含めたとしても、実に誰ひとり似ていない。
これはすごいぞ。
びっくりだ。
世界にいる60億人が、ひとり残らずみんな違う。

だったら、自分の好きなことを、好きなようにやるしかないだろ。
自分を曲げるなんて、すごく愚かしいことだ。
だって、誰もが貴重なひとつの生命だから。
曲げたり、誰かの真似したりしては、もったいない、もったいない。

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