kyokotada: 2016年4月アーカイブ

満タン状態

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何も書きたいことがない...のは何故なんだろうか。
と数日考えていた。

理由は分からないが、満タンだから、ではないか、と思いついた。

なにか書くという行為には目的がなくてはならない。
私のブログの始まりは、ライター仕事がつねに課題やテーマを頂いての「仕事」だったからに外ならない。
自分のことも書きたいよね、という、謂わば発散のための場所だった。

当時は、家庭も仕事もマイペースではできず、そのフラストレーションもあったと思う。
何か自分らしいことがやりたい、と切実に感じていたかも...。

その後も、周囲はドタバタ続きで、時には大事件も散発したが、今はそこそこに落ち着いている。

毎日、自分の隠れ家のような仕事場に行き、好きなことばっかりしている。
CD制作は、自分のレーベル以外のものも頼まれて、コピーを書き、デザインに口出し、JASRACさまから楽曲使用の許諾を頂く手続きをし、入稿し、マスターをプレスに回し...。

いちばん楽しいのは、生徒を集めての歌のレッスンと自分の歌の練習で、これにはスタジオのスタインウエイのピアノを使う。美しい音に包まれて最高に幸せになる。
絵を描く時間も確保しないとならないが、最近ちょっと行き詰まり。邪念が湧いたせいだ。もっと良いのを描かないと、と思っている。初心に還って無邪気にならないと。
曲作りも、いくらか凝ったものになりつつあって時間がかかる。これも、もっとすっきりやりたい。

楽譜作りというものもある。
自分や生徒さんのキーに合わせて、しかもコードを吟味しつつ、パソコンで楽譜を作る。歌詞も入れるので割と大変。

休みの日は、できるだけ家事をしようとして、風呂を磨いたり、ガスレンジを擦ったりする。
今日のように気持ちの良い風が吹く日は洗濯日和だから、大きいシーツや毛布なんかまで洗うし。
料理は言わずもがなで、午前中はそういうことに宛てている。
そうしてるいと、言いたいこと、書きたいことなど何もないことに気づく。

昨日は、マスタリング前のミックスの音を確かめに、ライブが休みというジャズ喫茶に行き、良いスピーカーで聴かせてもらった。そしてその結果をエンジニアさんとバンマスに伝えた。

このアルバムの発売日程と、その前にあるライブとの日程を睨んで制作スケジュールを立てなくてはならない。
そのためにジャケットのデザイナーさんと今週末、打ち合わせする。その時に渡す資料を整理。
音源、写真、デザイン素材、そしてタイトル、コピー、曲順、作詞作曲者名、ユニット名や各メンバー名の表記確認、プロフィール、モニターの有無、モニターしている楽器のロゴ集め、バンマスからのライナーノーツとその進行。

夜には私のレーベルのアーティストを聴きにライブハウスに出かけ、ついでにその店で自分のライブのブッキングをする。

日々、訪れてくれる生徒さんは30名を超える。
CD制作は、いつも複数を平行している。
そして歌うためのユニットもいくつか存在している。
さる有名な作詞家さんと月一回はカラオケしてご飯を食べる。
また、最近は若いボーカリストさんたちとの女子会もある。

ほんとに満タンである。

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