エッセイ: 2006年7月アーカイブ

 いやーー、ご無沙汰してしまいました。
 しばらく体調不良でした。
 それは、ゴールデン・ウィークを控えた4月末、大好きだったライブ・ハウスのハンギンが閉店と聞いて突然頭が痛くなり、吐き気が止まらぬ。
 最後のライブを終えて、その晩から頭痛さらにひどく、市販薬なんかではおさまらない痛み。
 もしや、頭の中に腫瘍でも...と検査を受けたらば、「片頭痛」との診断。
 お薬を頂き、それを飲んで仕事を続けていたのでした。
 すると今度は、そのお薬のせいか、肝臓が腫れて夜も眠れず。
 眩暈がするので本も読めず、パソの画面すら見られず...。

 一時はどうなることかと思いました。
 しかしこういうときに駆け込める素晴らしい先生がいるのです。
 整体の先生なんですが、彼は私と誕生日が一緒。
 背中を押しながら、「何をこんなに溜め込んで...」とか、ぼそっと呟く。
 溜め込んでいるつもりはないが、みんなの世話ばかりしていた。
 誰も私の世話はしてくれなかった。
 そう思いながら、先生の手のひらの暖かさにじーーんとしたり。

 とにかく休みました。
 すこしでも、頭が痛くなりそうになると、すぐ昼寝。
 原稿は半月くらい書かず。
 だらだらするぞと心に誓い。
 やっと、休みながら生きてゆくのに慣れましたな。

 そして今、絶不調を抱えながら、仕事が絶好調。
 どこから来るのか、と思うくらい、あちらからもこちらからも様々なオフアー頂き、やーー、私、もしかして売れてる?
 いやいや、まだまだか?
 生涯最高ではないかと思われる忙しさであります。

 その中でさぼりながらぼちぼちやる、というスリリングな日々。
 これ、結構好きかも。

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