記憶は不思議すぎる

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気づくと、大昔の自分の失言や失敗を思い出して、不快になっている。
この数日、特にそれが起こる。
そんなこと、誰も覚えていないだろ、と思いながら、でも、私だってそれで誰かを判断したことがいくらでもあったし、と考え直して、改めてがっかりしたり。
失言は何故するのか分からないときに、うっかりやっている。
心理学的には、怒りが別の形をとって出るからと考えるけれど、怒りがない人など居なくて、それで、みんなそれなりに色々失言はしているのかも知れない。

人間なら、そんなこといくらでもしているのだが、現在只今に影響のないことでも、何故かそれを思い出し、反芻して、何度も悔やんでしまう時って、心の中で何が起きてるのかな。

その苦い思いとか、残念な気持ちとか、取り返しの無さを切なく考えている自分がいる。

今、ここで何かが起きているのだろう。
きっとまだ、形にはならないけれど心配なこととか、気にしないようにしている問題とかがあるんだろうな。

今までの経験からすると、とても嫌な感じがする事柄が、その後の濃いご縁に繋がって、結果とても良い関係に育ったこともある。
私の中で、不安と捉えられることが、実は出来事が大きく展開する予兆だったりもするのだろうか。

そういえば、震災の日、午前11時半くらいに、理由も何もなく突然泣いた。
奈落の底に落ちたような不安が襲ってきて、顔を覆って泣いた。
気のせいだと思い、体調が悪いのかとも思い、おやつを食べてみたりした。

あれ、何だったのだろう。

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このページは、kyokotadaが2012年5月24日 12:25に書いたブログ記事です。

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