日本的ピッチ?

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テレビコマーシャルで、美空ひばりの歌う「Fascination(魅惑のワルツ)」が流れてきた。
上手い。
が、ピッチのとり方が、邦楽だ。
曖昧なフラット気味なトーンからしゃくり上げて正当なピッチにする。
演歌の歌手は、ほとんどがこのピッチのとり方。
そうでないと、演歌に聞こえない。

けれど、洋楽ではこの逆で、ブルースなどでも、高めのピッチからひずませて下げるのは有りだが、低めから持ち上げることはあまりしない気がする。
ブルースにしても、良く聞くと、味を出すときのピッチは高めだ。

演歌のしゃくり上げ歌い。
日本人の自己主張がこの形かも。
最初は小出しに辺りの様子を伺いつつ、徐々に我を出しはじめる。
低めに出てから正確なピッチに上げる感じ。

これも文化かな。
でも、民謡の人たちは総じてピッチが高いのよ。

演歌の歌い方が、どのように確立したのか、知ってる人いますか?
それこそが、ひばり様だったりして!!

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このページは、kyokotadaが2012年5月28日 11:15に書いたブログ記事です。

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