一票の格差

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選挙だ。
それもあれこれ。
今回の選挙は、冗談としか思えないような成り行きなので、私も冗談を言う。

さて、改めて地域の人口差による一票の格差が問題になっている。
たしかに、一人一票で数えるととても不公平なのだ。
しかし、ふと、年齢の格差はどうなんだろうか、と思った。
老人が多くて、若い人が少ないから、若い人に有利な政策を打ち出すより、老人福祉を手厚くする政策が有利になっちゃうのではないか。

未来を担う若者が、今本当に大変なのだから、18歳まで選挙権を引き下げて、35歳くらいまでの人の一票を、二票に数えることにしてみたらどうだろうか。
数で勝てないから、いまさら投票にいったって無駄だよ、という理由で若い人の投票率が低いかも知れないのだ。彼らは「どうせ老人の考え方に寄っちゃうんでしょ」とどこかで感じている。

で、極端は承知だが「若い君たちの票は、二票分」と言ってみる。一人投票すると二票分になる。そうすれば、若者ももっと投票にいく人が増えないだろうか。必然的に若者、つまり働く年代の人々に有利な政策を打ち出す党も増えるのじゃないだろうか。

一票の格差って、こういう、自分が投票したところでどうなるもんでもないでしょ、無駄だよ的な気分を起こさせる年齢格差にも着目しても良いのでは。
自分に子供がいるからか、若い彼らが気の毒でならない。
だって金持ってるのは年寄りばかり。
そしてそのお金も詐欺被害で雲散霧消しちゃったり。
若い人たちは、被害額を聞くたびに「普通のおばあちゃんが、どうやってそんだけのお金を貯金できたんだろう」と感じているに違いない。
そのように、色々な場面で若者は意気消沈しがちなのよ。
そんな思いを少しでも払拭できるように、私たちは考えて行かないとならない気がするよ。

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このページは、kyokotadaが2012年11月25日 17:16に書いたブログ記事です。

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