パソコン始めた当初からずっとMacで、この度、OSを上げる必要から新機種を買いました。
プログ、ネット、メールくらいしか使わないので、立派ででっかいのはパス。
以前と同じminiを購入。
その設定の大変なこと。メーラーが以前と変わっていて製品のパスが受け付けられず、純正メールに変えたら、そちらもよく動かず。
汗だらだらでプリンターやら色々設定し終え、つくづく思った。
「メアドって、そろそろ不要品になるかもな」。
すでにスパムまみれ。
家の電話も、今や営業電話しかかからないでしょ。
それでどうなるかといえば、Googleとかicloudとかに代わって行く。
えらいことだ。
私たちはみんな、ビッグデータのために、あっちだこっちだと振り回され、あくせく繋ぐはめになってる。
しんどいなぁ。
PCは今や仕事に不可欠なのだが、我が夫はPCをやらない。
ミュージシャンには、やらない人も結構いる。
ポリシーのための人と、単なるめんどくさがりやさん。
私は、何でも自分でやらなくちゃと思い続けて来たので、楽譜ソフトまでマスターしてしまったが、もしもやらなかったなら、できる人に「やっといて」と言えるのである。
お陰で、私はいつも夫の仕事現場の地図とか、時刻表とか、CDのトーストとかをして上げてる。すごいめんどう。自分でやって欲しいぞ。
でも、やらないもん勝ちという方法は確かにある。
そしてそれは割と正解なのだ。
何でもできなければ、と思わない人の方が、楽しそうに生きていたりもする。
ちょっと前にサンフランシスコに行って、コンベンションセンターの辺りでIT関係の秀才らしき人々を眺めたりした。みんな立派だ。ああいった方々が、次々と新機軸を打ち出し、世界中のPCを変化させ、ユーザーを狼狽えさせているのだと思う。割と悔しいことだ。たかが4〜5年買い替えないでいただけで、中身がずいぶん変わっていて、あたしゃどうすりゃ良いのよ、と数日やさぐれなくてはならない。
これは、体のいいファシズムではないのか。
本日のニュースで、政府機関の複数の委員会が、資料を誰でも閲覧できる形でクラウドに上げちゃっていたことが判明したと言っていた。グループだけが見られるようにしたつもりが全開だったそう。でも、なんか分かるな。それは起きそうなことだ。
私はいつまでPCを続けるのだろうか。
面白いが、買い替えは面倒だ。
次第に家電のように、仕組みは分からないけれど、便利、という機械になって行ってくれるだろうか。テレビの画面がそのままブラウザに変わるとか。
そう言えば、世界中からビッグデータを集める企業は、金融に於ける銀行と一緒だね。
みんなからまんべんなく集めて、勝手に運用する。
私たちはある意味、イワシなのかも知れない。
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