kyokotada: 2014年10月アーカイブ

昨日、レコーディング音源をミックスしていて、色々思いついた。
レコーディングする時は、CDにする以上に沢山の曲やテイクを録る。
OKテイク以外は捨てられてしまうのだが、昨日聴きながら、「なんてもったいない」と感じ始めた。
ミュージシャン自身も、どれを入れるか迷うし、捨てるのには惜しいテイクもある。
そこで私のアイディアが閃いた。
「その曲CDRに焼いて売れば良いじゃん?　あるいは配信するとか」

でも、ミュージシャンは抵抗があるらしい。
完成品だけを化粧箱入りで出したいのかな。
でも、色々なミックスの仕方を聴いてもらったり、なぜかボツになったテイクを聴いてもらうのって面白くないか?
今は、ハイレゾもあることだし。

私なら、録りっぱなし、ミックス、ハイレゾと3段階くらい聴いてみられるならお金出すな。
クラシックのコンサートでゲネプロを見せる、みたいな試み大好きだし。

日々、そういうこと色々思いつく。
誰かに話すと、感心される。
これって特殊能力なのかな?

沢山のことをして、頭がくるくるするのが嫌いなのだ。
かつては、三人の子育てしながら仕事していたので、くるくるどころではなく、それに加えてよく勉強もしていた。われながらすごい。

数年前に体調を崩した時、反省して、猛烈にやるのはよして、普通の感じで仕事をすることにした。
今では、なかなか良い感じに馴染んでいる。
けれど、またこの頃予想外に忙しい。
そこで、忙しい気分にならないように工夫することにした。
沢山の案件を抱えているけれど、自宅にいる間は何もやらない。
次の日にできることは送り、スルーして良いものはしまくる。
それで、ちょうどいいと分かる。

それにしても、どうしてこんなに予定が詰まるのだろうか。
それは、とても有り難いことで、感謝しかない訳だが...。
沢山の仕事を、良い気分のままこなすためには、忙しい気分でなく、自然にやる、というのが理想だ。

ビジネスマン向けの広告とかは、忙しそうにキリキリしているのがかっこいいように作られるけれど、私それは大反対。大変でも極力キリキリしないように教育しなさい。
その方が絶対に効率が良いよ。