kyokotada: 2017年1月アーカイブ

去年10周年を迎えた私の会社、ラルゴ音楽企画。
当初は、小さい雑居ビルのロフトで、ひとりでライター仕事をしていました。
そのうち、歌を習いたいという方が現れ、友人から借りたYAMAHAのCP(八神純子さんが使っていたあれです)を置いてレッスンを始めました。
そこに、田無で一緒に音楽の会社を興しませんか、という申し出が有り、現在のスタジオトライブが完成。物件探し、防音工事の立ち会いから、会社のシステム作り、ホームページの制作、ロゴや会社案内の発注などこなしつつ、レッスンし、ライター仕事を続け、歌って来ました。
3年目には会社を2つに分社、スタジオの維持管理は別会社のサウンドブライトに移り、私はスタジオを利用しながら、ジャズレーベルを運営し、原稿を書き、レッスンをし、自分のライブも続けつつ...。
そして10年です。

創業当初はまだ家に居た私の子供たちも全員独立、2人の娘たちは結婚もし、ふと気づくと我が家は広々としています。
会社に出ていると、食事が不規則になりがちで、つい空腹に耐えかねて不本意な間食をしてしまったり、体調が悪くなってしまったり。
家に居れば、手をかけた食事がゆっくりできるし、仕事の合間に家事をすることも可能。時間が節約になれば、もっと自分の練習や曲作りができ、ライブをしたり、聴きにも出かけられますがな、と思いついた。

もともと、家族が多いために家にスペースが無く、仕方なく外で仕事をしていたのだから、家族が減った今は、自宅に戻るのも良いかな。
まだ考え中ではあるけれど、事務仕事だけ家に移す気持ちが大きくなっている。

レッスンは、やはりスタジオで、良いピアノでやりたい。
良い音の伴奏で歌うと、歌が良くなるはずだと信じている。
良い音を聴くこと、良いライブを聴くこと。
それが音楽の質向上、演奏の上達には欠かせない。

春に向けて、まず所持品のスリム化。
家の動線整理。
働きながら毎日ヘルシーで美味しい食事を摂る。
ちょっとワクワクしています。

2017年は、何が?!

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申し遅れましたが、

明けましておめでとうございます。

何をしていたんだ、私。

新年は、娘が送ってくれた牛肉1kgを、家族4人で完食する!?、から始まりました。
すき焼きでしたが、私の作った割り下が美味しすぎた。

そしてリハーサル、レッスン、パーティ仕事などをこなしつつ、2月10日発売の、『残照』多田誠司・スガダイローDUO ライブレコーディング@新宿PIT INNの、フライヤーやらを制作及びインフォを発送したりの日々。

ライブは、初めての組み合わせで素晴らしい出会い。感動の瞬間が幾度もありました。
このように、ライブで「よしよし」となると、ミュージシャンたちと文句無しに仲良くなる。

続くカラテチョップスの新年会でも、とある発想の出現が有り、その成り行きがまだ続いている。
「えっ!!」という、互いの在り方の発見は、まるでテニスの試合のようだった。

テニスの試合は、相性の良い同士だと、これ以上無いという美技の応酬になる。
これが、スタイルが違いすぎるなど、相性の悪い対戦だと、どことなく盛り上がらず、美技も出てこない。勝敗より、試合内容が充実するか否かは、大いに、互いの相性に依拠する。

相手を含んで成り立つもの、試合ばかりで無く、音楽のアンサンブルや対談、ダンスなんかも、互いの良き部分を引き出すためには、丁々発止が望める似た部分と、刺激としての異なる部分の割合、構成要素なんかが大切になる。

音楽のアンサンブルでは、互いにこれを鋭く嗅ぎ取っている。
なぜか、アンサンブルがうまくいく同士は、人間関係的にもうまくいく。
相性というものは、しかし分析したりはできず、ただ感じでOKか否かを判定するものだ。

不思議なんだが、いつも一緒に居る人では無い人の方に相性の良い人が多かったりもする。
そういう出会いが、年が始まって以来いろいろあり、今年は何か新鮮な成果が形成されそうな予感がしている。
私の人見知りをどどーーっと打ち破って突進してくる方々が現れ、私もそれに乗っかるというか...。

こんな感じは生まれてから2回目だ。
最初は小樽潮陵高校に入ったとき。
田舎の中学校には居ない、もの凄く面白い人種が大量に居て、めくるめく感動に浸ったものである。

ことしもめくるめくのか?
めくるめきすぎかも?

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