会った人: 2012年7月アーカイブ

急に私のブログの読者が増えてきて、緊張するのです。
リクエストにお答えして、吉井博士による第二弾。「宇宙人は必ずいる」という話。
吉井博士によると、宇宙人はいるのだが、私たちは決して出会えないのだそうです。

その理由のひとつは、時間。
宇宙ができてから、私たち人類が地球上に発生するまでは長い時間が必要でした。
よく、たとえ話に出される、宇宙の年齢を1年とすると、人類の歴史は大晦日の最後の数分に当たる程度、というもの。
つまり、地球の人類は、ビッグバンから、これだけの時間をかけて宇宙に出現した知的生命体ということになります。
ただし、他の星には、もっと早くとか、もっと後に条件が整って生まれる生命体もある。だから、なかなか時期は一致しないはずだ。
うん、理解できる。

もうひとつの理由は、距離。
宇宙には、太陽系が一千億個、それを含む銀河がさらに一千億個あるので、その中には必ず知的生命体がいるはずなのだが、会いに来るのに時間がかかる。人類にしても、一年の大晦日の最後の数分の中のたった50年分くらいしか宇宙に出ていませんよね。
だから、光年で計算するほどの運搬手段があるとしても、人類が宇宙に存在し、しかも宇宙旅行ができるほどに文明が発達し終えたある一瞬の間と時を同じくして、同様程度の知的生命体が宇宙にいて、さらに地球に生命体がいることを感知して、目がけてやってくる確率は...、と説明されるとほとんど無いことが分かりんちょ、でしょ。
だから「宇宙人は絶対にいる、しかも複数、だが、決して会えない」のです。

吉井博士は、ここまで説明して「うふふ」と嬉しそうに微笑むのでありました。

広すぎる宇宙に、時々瞬くように現れる知的生命体が互いを感知するのは無理のようです。
でも、宇宙に出かけた飛行士たちは、神のような意思みたいな「気」を感じるらしいよね。
ふむ。
人のような存在はいなくても、何かはいるのかも知れない。
行ってみたい、宇宙空間。

蛇足ですが、日本初の宇宙飛行士、毛利衛さんは、私の北海道余市町立黒川小学校の先輩です。このことをTweetして、マサチューセッツ工科大学の石井裕様からお返事を頂いたざます。あの方は札幌南高校なんです。

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